入れ歯と健康 夜の講話 夜7時より

入れ歯職人 宮野たかよし

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入れ歯と健康 夜の講話 夜7時より

入れ歯職人のブログ

2019/08/27 入れ歯と健康 夜の講話 夜7時より

8月26日(月)午後7時より研修会館にて夜の勉強会を行いました。

今回は基本に戻って「入れ歯はどうしてくっつくのか」を学んでいただきました。

まず、歯茎のマッサージについてお話します。

 

入れ歯をされてる方には歯茎のマッサージは非常に大切なことです。

何かをしながらでもいいので専用のブラして歯茎を軽く

トントンとたたく感じでマッサージを毎日します。

続けていくと段々と引き締まって歯茎が固くなっていきます。

 

それでは入れ歯がくっつく原理とは解りやすく例えると

ガラス板とガラス板の間に水を介すとぺたっとくっついた状態になります。

やわらかいスポンジとガラス板の間に水を介してもくっつきません。

 

つまり歯茎が固くなるとお口の中ではガラス板とガラス板の状態と同じになって

ぴたっとくっつきます。

 

だから歯茎をマッサージすることは入れ歯を使っている方にとって歯茎の状態を

良い状態に保つことができるのです。

 

さらに咬み合せの調整も必要です。咬み合せが良くない入れ歯は咬むと歯茎が

痛いなどの症状が出る場合があり、痛い箇所(入れ歯の土台の内面)を削ったりする

調整をすると、一時的には痛くなくなっても入れ歯が不適合になっているため

外れたり噛めなかったりして、ついには入れ歯安定剤を使うようになります。

 

そうすると安定剤を使った入れ歯は日によって僅かに位置がずれるので

連用していくと歯茎がブヨブヨになってしまします。

 

その状態で新たに入れ歯を作ろうとしても、正確な型がとれないので

入れ歯を作っても最初から不適合ものができてしまいます。

 

きちんとした入れ歯の調整を定期的にし、毎日の歯茎マッサージを続けることを

お薦めします。

8-26

 

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