入れ歯と健康　夜の講話　夜７時より

７月２９日研修会館にて勉強会をおこないました。

今回は参加された方からの質問にお答えします。

「歯のどこかが悪いと体の具合の悪いところが出るというのは一体どういうつながりがあるのですか？」

ということなのですが、これはいつも言っている

咬合＝身体、すなわち一体であるということです。

身体に歪みが出ると咬み合せにも変化が起こるのです。

その変化をどのように元の状態に戻すのかと言うと、

天然歯ならば歯根膜というのがありこれが僅かに動くことで就寝中にきちんと調整をおこなってくれるのです。

これが固定されていたり、例えばブリッジやインプラントなどではこの機能は阻害されてしまう可能性がものすごくあります。

「前歯が欠けたりするとどうなりますか？」という質問もありました。

そのままの状態にしておくと奥歯の咬み合せが変化してくる可能性が高いです。

なぜなら乳歯がはえてくる順番を考えると前歯が生えて奥歯が生えます。

つまり前歯の位置が決まれば奥歯の位置も決まってくるので、やはり前歯が部分的にでも無いと

咬み合せに変化が出てくるので放ったらかしにしておかずにキチンと治療しておくことをお薦めします。