歯医者が言わない入れ歯の真実

６月９日（日）午前１０時から午後１２時まで

大阪私立阿倍野市民学習センターにて講習会が行なわれました。

定員が８０名ですが参加希望者が定員を超えていました。

参加された方々は真剣に聞いておられ終了後も多数のご質問をいただきました。

また、この講習会は６月９日、１６日、23日の全3回で行われます。

では

第１回目の内容は「良い入れ歯ができないわけ」です。

なぜ良い入れ歯ができないのかを現在の入れ歯製作のシステムから説明をしていきました。

やはり現状の製作システムでは患者様の「入れ歯」に対する要望が実際に入れ歯を作っている

歯科技工士の耳には届きづらいのが現状です。

作り手がどのような要望で入れ歯をつくればよいのか分からなければ、

良い入れ歯がなかなか作れないのも一理ありますね。

また近年では、歯科技工士の減少（歯科技工士をやめて他の仕事に就くなど）に始まり

歯科技工士専門学校に入学する学生の減少や学校自体の閉校などさまざまな問題が起きています。

そこから歯科技工士の長時間労働に発展していくことにもなります。

今後、我々がこの状況に真剣に取り組まなければ、粗悪な入れ歯が出来てくるのではないかと思います。