あべのベルタ 「入れ歯と健康」

3月27日にあべのベルタで「入れ歯と健康」講話を行いました。

MTC認定制度についてお話しします。

MTコネクターは過酷な条件を満たした者だけが製作する事が許されています。

まず製作側の歯科技工士はMTコネクターを100症例作業工程の1から全てを行う事でMTC認定技工士になる事が出来ます。

歯科医師は、

選ばれた7ケース全てをピーナッツチェック、スルメチェックを患者さんのジャッジによって合格すればMTC認定医の資格が与えられます。 7ケースの症例は少ないと思いかもしれませんが、実際は色んなケースを行いながら、結果的に7ケースがクリアになるので、実際は100症例近くのピーナッツチェック、スルメチェックを行わないといけません。

MTC認定医になった歯科医師は、次にMTC専門医を目指すことになります。
MTC会員である患者を担当医として１５０人以上継続的に治療している歯科医師がなる事が出来ます。

MTC認定指導医は
診療と本来技工士が行う技工操作を全て自分で行い、１００症例ピーナッツチェック®・スルメチェックを成功させた歯科医師。自らが正会員あるいは準会員であり、かつMTC専門医であり、かつ歯科医師と歯科技工士のダブルライセンスが必要です。

講習会を受けただけで、取れる資格もある中で、MTCの認定制度はとても厳しく設定しています。
私、宮野が認めるのではなく、患者さんに認められないとMTC認定医にはなれないのです。

息子の宮野敬士は現在MTC専門医です。 今年、歯科技工士の資格を取り、指導医に向けて頑張っています。

MTコネクターは以上の事から一般社団法人MTC歯科臨床研究会みやの歯科医院でしか出来ないことになります。